はじめてのスコンカー - Pulse BF 80W Box Mod + NIXON V1.0 RDTA BF


スコンカーに手を出してしもた

上記画像のように、
 アトマイザー:GAS Mods NIXON V1.0 RDTA BF
 MOD:VANDY VAPE PULSE BF 80W BOX MOD
が現在の愛機です。
上級アフィベイパーの皆さんのように、
同時に何台ものVAPEを用途によって使い分ける、みたいな
そんな器用なことはできません。
これは会社用、これは近所へのお出かけ用、これは飲み会用、これは車用、
これはおうちでまったり用、って
なんだかすごいね。
マジ尊敬(リスペクト)

さようならARES&INVOKE

ということで、今まで愛用してたコンビには隠居してもらいます。
ARES+INVOKEという最強コンビに満足してたはずだったよね。(こちらを参照
MTL、5mlタンク、スライドリキチャ、デュアル18650…
これらに何の不満があるっていうんだ。
完璧だったじゃないか。わりとまじで。
なかでも「余裕で1日もつバッテリー」「らくらくスライドリキチャ」
この二つはとにかく素晴らしい。
それを捨ててまでスコンカー+RDTAに手を出す理由はなんだい?
ポチってしまった当時の自分に問いたい、問い詰めたい。

あえて理由を挙げるなら…「飽き…」かな。
それと「Frontier spirit」。
つまり、まだ見ぬ新世界への好奇心。
それならしょうがない。不可抗力だね、うん。

こんにちはPULSE80W

開封の儀からはじまって、内容物の紹介、
一個一個を簡易ブースでちゃんと照明あててブツ撮りして、とか
そんなの素人にはムリムリ無理無理、かたつむりよ!
その辺は数多くのアフィベイパーさんがやってくれるので、
自分はやりません。

と、いうことで、まずはPULSE80Wへの文句から、
でかいよ!でかい!しかも無駄に!
ちょっと前にINVOKEがでかいだの鈍器だのサイコガンダムだの言ってた人がいるけど、
ほんとごめんなさい。
こいつと比べるとINVOKEのすごさがよくわかります。
INVOKEにはまったく無駄がない。
あいつは必要な機能がギュウギュウに詰まってる。
それに比べて、なんだよこの無駄スペース。
スッカスカだし、異様にスペースを食ってる基盤やスイッチ部分。
テクスコっていうジャンル自体の製品が少ない中、
やっと出たものだから、それなりに売れちゃうのがまた問題。
バッテリーは20700か18650が使えるけど、現状18650しか選択肢がない。
こんなスカスカなら、いっそ21700使えればいいのに。

はじめてのスコンカーなので、他製品との比較ではありません。
ボトルが使いやすいとか、漏れないとか、当たり前に享受してます。
そもそも、メカスコ使ってきたような変態はわざわざこれ使わないよね?
好んでピスト乗ってた人がいくら便利だからって、
アルフィーネインター11とかにしないでしょ。
これはメカに手を出せない自分みたいなチキンが
初めて手を出すためのスコンカー。
その立場も、テクピコンカーが出たら、存在自体が危うい。


つまようじ必須

ダサいとか言わない。
普段はカバーして見えないところに、なぜかつまようじを収納してます。
リキッドボトルをはずしてリキッドを補充する間、
アトマイザー下の穴から、リキッドがぽた…ぽた…と垂れるため、
つまようじを挿してそれを止めておきます。
なんてアナログ、なんて合理的。

そもそも、リフィルボトルとか使ってる人は、
アトマをはずして510の上からリキッドを補充するんだろうけど、
そのあいだアトマはどこに置いておくの?
アトマ自体からぽたぽた垂れるよね?
あと510接続部がびちゃびちゃにならない?
アトマ内がすっからかんになってから補充するの?
そのタイミングを計って、吸う量とかを調節して?
フタをしっかり閉めておけば、気圧がどうとかで垂れないって?
いやいや、嘘はいけないなぁ。
ってわけで、自分はボトルを外して、つまようじを挿すという、
今のスタイルになってます。

こんにちはNIXON

MTL用が V1.0
DL用でBF対応してるのが V1.5
ここまではいい。で、
V1.0のBF対応したのが V1.0
あれ?え?なんで?
バージョン管理おかしくね?
V1.1とかV2.0じゃなくて?なんで1.0のままやねん。

よくわからないけど、
とりあえず、BF対応したV1.0を買いました。
これから買う人はプラカバーも一緒に買いましょう。
なぜなら、数回のチェーンでアッチアチになるからです。
コイルとカバーの距離が近いため、吸い方にもよりますが、
短い純正ドリチだとアチアチのステンレスと頻繁にキスすることになります。
そのため、金属製のドリチも熱伝導率的に厳しいです。
熱いだけならまだいいですが、
差込み部が純正より長い金属製のドリチは絶対に避けてください。
カバーからはみ出したドリチがコイルやデッキに接触してショートします。
経験者は語るってやつです。
パフった瞬間、目の前でバチバチっと火花が散って死ぬかと思いました。
いやー怖いですねぇ。恐ろしいですねぇ。これは赤字にしておこう。
樹脂製なら溶けるだけなので比較的安心です。
溶けたプラスチックを吸うことになるけどね。
これも、経験者は語るってやつです。

ちなみに下記はARES付属のドリチですが、
NIXON純正より少し出ています。
これでギリ。
コイル径2.5mmならいいけど、3mmで巻いたら、
危険なレベル。


NIXON V1.0BF コイルビルド

それでは失敗順にご紹介します。

エイリアンワイヤー
カンタル 0.3*0.8+32GA
レスポンス悪すぎ。
一度熱せられたらしばらく熱いまま
爆ぜまくり、ジュルりまくり
窓から投げ捨てるレベル
このワイヤーでは二度と巻かない
ギーガーのやろう、ふざけんな

NI80 28Gスペースド
NI80も28Gも問題ない
問題だったのはスペースド具合
高抵抗で巻いてもたまに爆ぜるから気持ちよく吸えないやつ

そして現在の常用ビルド
NI80 24G 2.5mm径 マイクロ 0.55Ω
こいつはうまい、うますぎる
爆ぜないし、煙量も多く美味い
何も問題ないやつ
しばらくはこれでいこう


コイルはギリギリまで下げる

ドリチをショートさせたり溶かしたトラウマから、
3mm径は怖くて巻けません。
美味しくするためにエアの吹き出し口に近づけるのではなく、
なるべくドリチから遠ざけたいからギリギリまで下げるという、
残念な理由によるもの。


Cotton Time

下記の手法は、あくまで中抵抗コイル(0.5Ω以上)&MTL吸いの方向けです。
低抵抗でスカスカDLの人は供給が足らなくなる可能性もあるのでご注意ください。

コットンワークは「リバーススコティッシュロール」という方法を用いています。
かの有名な通称「リバスコ」ですね。
はじめて聞いたって?
うん、初めて書いたからね。
途中まではスコティッシュロールと同じかんじで、
最後に固い面を表にして巻くだけの話。
それでは6stepコットンターイム。

1step.適度なサイズに切る
コイル径に合わせて大まかな幅で切ります。
下記は2.5mm径の場合。

2step.表面の固い部分を片面だけはがす
片側だけというのがミソです。
なるべく薄く剥がしましょう。

3step.適度に広げる
適当でOKだけど、フチの方を薄くしておくと
次の工程で巻きやすい。

4step.ふわふわ面を内側にして巻く
ここが「リバース」なところ。
モフモフ面を内側にしてクルクルと巻いていきます。
最終的に固い面だけで一周覆うようにするのがポイント

5step.コイルに通して端を切る
最初からいい感じの長さにしちゃうとラクです。
下記の長さで丁度タンクの真ん中くらい。
端をファサファサにしたりはしません。

6step.タンクに落として整形
この工程が一番重要です。
両端をタンク内に突っ込んでからが本番。
まず、ケバケバを綺麗にして全体の形を整えます。
そして、コイルの中で最後までちゃんとコットンが接しているようにします。
コイルとコットンとの間に隙間が無いように、
隙間が空いていたらちょいと詰め込んでやります。

次にジュルジュルを防ぐために、真ん中のエア吹き出し口と
ウィックホールの間を綺麗に隙間をあけておきます。
エア抜きの小さな穴の周辺も空けておいた方がいいです。
コットン裏側の整形には曲げクリップのようなものを使うと簡単です。

そんなこんなをちょこちょこやってる間に
みるみる吸い上げて、いつの間にかヒッタヒタになっているので、
蓋をすればすぐに吸える状態となります。
以上、お疲れ様でした。
これが有名な
リバーススコティッシュロールハイパーフォーマウストゥーラングウィッキングです。
そんなの初めて聞いたって?
うん、初めて書いたからね。

リバスコウィッキングのメリット

味がクリア。爆ぜ率が低い。耐久性が高い。供給過多になりにくい。
このくらいかな。
デメリットは低抵抗なDL爆煙には向かないってこと。
あくまでMTL向きなのでご注意を。
0.4Ω~1.8Ω
2mm・2.5mm・3mm径
24G~28G
カンタル、Ni80、SS
いろいろ試したけど、とくに問題は出なかったのでご安心を。

タンク内への垂らし具合

タンク内への垂らし具合の方がよほど重要です。
下記のように、外側寄りで半分くらいまで達してれば、
表面張力でいい感じに吸い上げてくれます。

いらない穴は塞いでおく

いらなくなったリキチャ穴は適当なもので塞いでおきましょう。
そうしないとリキッドを過剰供給したときに、ここからびちゃびちゃ溢れます。
パッキンのおかげで外に漏れることはあまりありませんが、
ネジ山のあたりまでびちゃびちゃになってるのが見えるので、
精神衛生上よろしくありません。
残る穴はエア抜きの小さな穴なので、
その部分が上になるように、傾けてポンピングすればジュルりんぐも回避できます。

最大の敵は凝縮したリキッド

ご覧のとおり、びっちゃびちゃやねん。
プラカバーにしたら、これが見えてるから気になってしょうがない。
パフ終わったあとも少し吸い続けて、発生した蒸気を吸いきればいいらしいけど、
吸い方のクセってのはなかなか抜けないね。

おわりに

散々NIXONについて書いてきたけど、
で、実際の味はどうなのよ?って思うよね。
はっきり言っていいのかな…
個人的感想だからいいよね。怒らないで聞いて。

何をどうやっても

ARESの方が美味い

やっぱりチムニーって必要なんじゃね?
ドリチ直下にコイルって、無理がある気がする。
それに、金属ドリチでショートさせるようなアホがいたらどうするんだ。

こればかりは好みの問題だからなぁ。
さて、BFアトマイザー探求の旅に出るか…
できればリキッドの見えるRDTAがいいけど、
BFでMTLでRDTAって少ないよね。

以上、順調に沼にはまっている様子でした。




何回でも言います。
ここはvapeブログではありませんよ。

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