プリメイドコイルのススメ


答えを先に書くタイプ

テクニカルスコンカーでDLの場合は
・Ni80 or 90
・フューズドクラプトン
・フラット形状
・0.3~0.4Ω シングル

以上です。これが結論。
ここから先は読まなくていい。
無駄に長いし。

実はDLにはまっているのです

いつの間にか、すっかりDL派になっています。
現在のメインアトマは「DROP DEAD RDA」。
MODは「Pulse80W」。
こいつらをBF運用しています。

最初にPeerlessを格安で手に入れ、
「あれ?DLもアリじゃね?」と思ったのがすべての始まり。
続いて半テクのRECURVE MODとRECURVE RDAを買い。
しばらくして、DROP DEADにたどり着きました。
こいつには大層満足したため、
その後はDLアトマ購入は無く、一時的にだけど仮ゴールしている状態。

アトマのレビューとかいらないよね。面倒だし。
それぞれのアトマの詳細はプロベイパーさんのレビューでも見てくださいな。
では、○×の感想だけを少々。


Peerless RDA
○デッキの見た目がやけにかっこいい
○広々してて作業性抜群
○リキッド保持量十分
×デュアルコイルのみを想定した作り
×味は大味
×エア調整用の蓋がキツくて回しづらい
×結露によるエア穴ジュルりんぐが多い気がする

RECURVE RDA
○付属品によりコイル足の長さ調節がラク、超簡単ビルド
○味が濃くてとても美味い
○付属ドリチが最高
×全開でもちょい重め
×リキッド保持量が少なすぎて使用時に気を使う

DROP DEAD RDA
○重めからスカスカまで調節可
○デュアルもシングルもいける
○リキッド保持量多め
○見た目が好き
○それなりに美味い
×付属ドリチがいまいち

結果、使いやすくてそこそこ美味しい「DROP DEAD」を常用することになりました。

RECURVEはものすごく美味しいのに、リキッド保持量が少なすぎて気が抜けない。
BFらくらく運用してて、ポンピング頻度に気を使うってのは本末転倒なのですよ。

さて、アトマの話はこのくらいにして、そろそろプリメイドコイルの話を…


プリメイドコイルの虜

最初に買ったクラプトンコイルがこれ
 Ni80 26Gx2 + 40G  0.3ohm
(材質はNi80、26G2本を芯にして、周りに40Gを巻いたよ 抵抗値は0.3Ω の意)
価格は10個入りで250円(中華通販)

そもそもは、RECURVEにおまけで付いてたコイルがやけに美味かったから、
「どうせ自分のところでなんて作ってないだろ?元から買えば安いんじゃね?」
って考えで中華通販から購入したもの。
これは大当たりで、RECURVE付属品との違いがわからない。
というかまったく同じものに見える。
が、問題は価格。
単線のプリメイドコイルと比べると、これでも高すぎる気が…。


単線のプリメイドコイルがいかに安いか…
たとえばこれ。
Ni80 24G 0.45Ω
最高に美味いMTLアトマ「Cthulhu Hastur mini RTA」に最適な単線プリメイドコイル。
サイズ、抵抗値、レスポンス、とにかくミニタコとの相性が抜群に良い。
さてこのコイル、やけに大量にあるように見えますが…
その価格はというと……
なぁあぁぁああんとぉぉお!100個入りで400円以下!!(もちろん中華通販)
つまり1個4円以下という衝撃プライス。
もうアホかと。
ここまで安いと、自分で巻くのが馬鹿らしくなるのもわかるでしょ。
唯一の問題点は、径が少し細いかな?ってことくらい(たぶんΦ2.2mmくらい)
ミニタコ愛用してる人はこれを買いなさい。わりとまじで。
二度と手巻きなんかしなくなるから。

こんな感じで、この他にも様々な種類のプリメイドコイルを大量に買いました。
結果、手作業でコイルを巻くなんてことはほとんどしなくなりました。
ほんと中華パワーってすごいね。

さて、プリメイド クラプトンの話

そりゃもう買いまくったさ。
ドラゴンだの骨だの皮膚だの
スタッガーだのタイガーだのエイリアンがどうしただの
なんだそれ。もうわけがわからないよ。
毎日のように、取り付けて吸って外し、付けて吸って外し…
もうどうでもええわっ!知るか!ってなるころには
自分の吸い方(好み)に最適な傾向と対策がわかってきた、
というわけです。

以下、あくまでわたくしのVAPE環境
DROP DEAD+Pulse80Wの場合ですが、

材質は「Ni80 or 90」
これしか考えられない。
理由はレスポンスと余熱のひき。
温まるのに時間がかかって、なかなか冷めないやつとかほんと最悪。
カンタルで複雑に編んであるやつとか、お前だよお前。
どんだけW数かけたらまともに使えるんだ。
150Wか?200Wオーバーなのか?
良いのは見た目だけ。

クラプトンをシングルで
単線デュアルなんて目じゃない
美味い! 爆煙! 設置がラク!
いいじゃないもうこれで、
0.1Ω以下なんていう低抵抗でトリックでもしてるのなら話は別だけど
テクスコンカーの人はクラプトンシングルの味や煙量で十分満足できると思う

だって0.3Ωをデュアルにしたら0.15Ωとかになって
これに3.7Vかけたら,90W超えの25Aにもなるよ?
いやいや、そんなのむり、むりむりむりむり、かたつむりよ。
メカで低抵抗の人はどんだけの自殺志願者なんだ
スコンカーでデュアルバッテリーとかさらに無理(サイズや重量的に)だし…
つまりは0.6~0.8Ωのクラプトンコイルがあればいいんだけど
丁度いいのが売って無いんだよね…

断面形状は丸より「平」
フラット形状のものが断然良い
利点は設置のしやすさ抵抗値のブレの少なさ。
クネクネやトゲトゲ形状だと、ネジの締め具合で抵抗値変わりすぎ。
それに巻き数を増やすときにも巻きやすい。

抵抗値は「0.3~0.4Ω」
0.37Ω 3.7V 37W 10A
なんてことでしょう
完璧じゃないか、この数字。
精神衛生上とてもよろしい数値になります。
デフォが低すぎるときは、余ってる足部分で巻き数を増やしたりして
0.37Ω近辺を狙ってやります。
安全のため10A程度でいきたいのです。


ラッピングワイヤーは「ストレート」
うねうねしてたり、巻き巻きしてたり、クロスしてたり
無駄に隙間が多いとスピットバック発生率が上がります
ドリチ直下に高めに設置したコイルから
スピットバックを多発された時のトラウマかな…


コアの本数なんかどうでもいい
これはわりとまじ
たとえば実際に購入して比べてみた以下の3種類を例にすると
( https://www.fasttech.com から画像拝借)

 (28g x 2)+36g

 (28g x 3)+36g

 (28g x 2 + 38g x 9)+36g


ここで残念なお知らせです。
まじで違いがわからない。
抵抗値はどれも0.3Ω前後。3mm径。
コアの本数とか太さとかが変わっても大差ありません。
味も煙量もミストの細かさも、ほんとわからないレベル。
あえて差を見出すとすれば、スピッドバック具合くらい。
コアの本数が細かくて多い方がスピッドバックが少なくて快適な傾向にある。

※一週間も使わないので差が出ていない可能性があります。
※ガンクの付き具合が違うので長期間使えば差が出そう。

じゃあなんでこんなに種類があるんだよ、って話ですが、
比べるためにいろいろな種類を大量購入してる自分みたいなカモがいるわけで、
作る側=売る側からしたら、そういう面の方が大きいんじゃないかと。


使う前に必ず洗浄しましょう
コンタクトの空きケースみたいなものに、
アルコールとコイルを入れて振り振りカシャカシャしましょう。
↓どこかで見たことのあるこのケースが最適。

錆び止めなのか製造上のものなのか、
アルコール洗浄しないで吸うと(たまに)異臭がするものがあります。
工業油のようなものだろうけど、
安全のためにもちゃんと洗ってから使うようにしましょう。


まとめ
と、いうことで結論は冒頭に書いた通りになります。
■材質→Ni80 or 90
■形状→フューズドクラプトン
■断面→フラット形状
■抵抗値→0.3~0.4Ω
■設置本数→シングルで十分


どうでしょう、少しは参考になりましたか?
ならないねぇ。これはどう考えてもならない。
いいんだよ、どうせ安いんだから気になるコイルは全部買っておきなさい。
自分で試してみないと納得なんてできないし、
使ってる機器や吸い方や好みは人それぞれなんだから…ね


プリメイドコイルの話は以上となります。
そしてここはvapeブログではありませんよ。

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