第2回クローンフェスティバル

クローンアトマイザーを3点ほど買いました

祭りや！爆煙クローンまつりや！
ということで、またしても中華通販からクローンを買いました。
前回はMTL寄りの高級アトマイザー達によるクローン祭りでしたが、
今回はすべてDL（だいれくとらんぐ：直吸い）用、
クラウドチェイサー（爆煙愛好者）向きです。
購入したのは以下の3点。

KRYTEN RDA (clone)
APOCALYPSE 25MM RDA (clone)
GOON RDA 24mm TITANIUM EDITION (clone)

我ながらなんとも微妙なラインナップですね。
メジャー系と変わり種のなんともいえない絶妙なバランス。

写真をたくさん撮ったので、初めてレビューっぽいことをしてみます。
それではいってみましょう。

KRYTEN RDA（クローン）

いろいろなことがあって変に有名になった、アノ「HADALY」の後継。

なのに全く話題にもならなかったという、悲運の子です。

形状はとても好きです。

こういうのでいいんだよ、こういうので。

オウムをイメージさせるすばらしい色合いのドリチが付属してました。

とても気持ち悪いですね。
吸いごこちはいたって普通なドリチだけに惜しい。
オーセンもこれ系なのかと思ってググったら、
ウルテム製のかっこいいものが付いてました。
鳥嫌いな人は本物を買いましょう。

裏はこんな感じです。
一応、意味の無いシリアルNoが入ってます。

付属のBFピンに交換してしばらく使いましたが、漏れも無くて問題無し。

MOD（PULSE 80W）に乗せてみるとこんな感じ。

オウム色のドリチ以外はいい感じですね。

最後に、デッキはこんなです。

使いながら撮ったので、汚くてすみません…。
エア調整で片側を塞いだりできないので、デュアルコイル専用です。
段々になったクランプタイプで、コイル設置の自由度も高く、
ビルドは比較的簡単です。

問題は底が一段深くなってるジュースウェル。
左右それぞれ、けっこうな量のリキッドを保持できます。
ウェルが深くてラフに運用できるのは好きです。
が…！しかしっ！その形状がこのアトマイザー唯一の欠点。

深いジュースウェル部分が左右それぞれ独立してやがるっ！
完全に分割されてて、繋がってない…。うそだろこれ。
ナニコノ構造。

BFなんか使わず、手で均等にリキチャするような、生真面目な人ならまだしも、
BFピンから出たリキッドは均等になんて流れないよ？
横着スコンカー民なめてんの？

均等が無理なら故意に交互にリキチャすればいいじゃん！
ってことで、
始めにこっちに傾けて1…2…3秒！よし
次に反対側に傾けて1…2…3…

って、アホかぁああぁあ！めんどくさいわ！もうっ！！くそっ
そうか！クローンだからか？
本物はちゃんとしてるかもしれない。
いや、そうに決まってる。

それではKRYTEN（クローン）の総評。

良い点
・エア調整の幅が広い
・まあまあ美味い
・かっこいい

悪い点
・デュアルコイル専用
・ジュースウェルが左右独立してる

結果
窓から投げ捨てろ

APOCALYPSE 25MM RDA（クローン）

ゴールドの耀きが素晴らしい25ｍｍアトマイザー。
アポカリプス（黙示録）！という名前に加え、ガスマスクの絵柄。
いい大人が何考えてるんでしょう。
振り切っててかっこいいですね。…たぶん。
ぽってりとしてて、何とも見た目の悪いドリチですが、感触は最高です。

ただし、金属部分の加工に少し問題が…
どこもかしこもエッジがものすごく鋭利なんです。
一切面取りされてません。
スリープからデッキから、すべてのエッジで危険が危ない。
指先がすぐ傷まみれになるので、心が折れます。嫌っ怖い！
身も心も痛いです。

MOD（PULSE 80W）に乗せて見ました。

黒と金の相性は抜群ですね。
日焼けした肌に金ネックレスのイメージ。
不動産屋のセカンドバッグから出てきそうです。
すばらしい。

続いてデッキです。

ものすごい切削痕ですね。
このクローンを作った人は、サンドブラストとか、面取りとか、
角を丸める行為がとにかく嫌いなんでしょう。
そんなの男らしくない！という気迫が感じられます。

見た目はこんなですが、精度や動作は何ら問題ありません。
エアフローは片側を完全に閉じることができるので、
シングルコイルでの運用が可能です。
ガリバートンネル調の変な形のエアホールは、
見た目に反して調整の幅も広く、激絞りからスカスカまで対応可能です。

そして、ジュースウェルが繋がっているので、ラフなスコンクでＯＫ、
リキッド保持量はそれほど多くないですが、使い勝手は良いです。

さて、問題のBFポジピン

マイナスです…。
BFピンなのに溝が端まで抜けてるマイナスです。

なんでそういうことするの？
この形のBFピンは510スレッドからジワ漏れします。
MOD側にOリング挟んでもジワ漏れ。どうやってもジワ漏れ。
ほんとやめてこういうの。
これもクローンだからか？
きっとそうに決まってる。
ジワ漏れが嫌いな人は本物を買いましょう。

それではAPOCALYPSE（クローン）の総評です。

良い点
・インパクトある見た目と名前
・エア調整の幅が広い
・感触最高のドリチ

悪い点
・BFピンの頭がマイナス
・あらゆるエッジが痛い

結果
窓から投げ捨てろ

GOON RDA 24mm TITANIUM EDITION（クローン）

チタンですよチタン！
誇らしげに彫られた「Ti 22 47.867 Titanium」の文字！
意味は、元素記号 Ti ，原子番号 22，原子量 47.867
チタンといえば軽量で腐食にも強く強度も抜群。
航空から宇宙、原発のタービンまで幅広く活躍しています。

10ドル以下のクローンアトマイザーにチタンなんてすごいですね。
手に持った感じも軽い気がする！
だってチタンだもの。

使用中のデッキです。

本物はデッキが純銀製らしいけど、
これは何製だろ…。
アルマイト仕上げの青いタイプも付いてなかったし。
クローン差別か…ちきしょう。

片方が完全に塞げるので、シングルコイルでの運用が可能です。
シングル用のエアホールはデュアル用より少し小さく、全開でもちょい重め。

エアホールはこんな感じ。

いい位置に中のコイルが覗いてますね。
この位置がものすごく美味いです。

チタニウム！（チタニウム製とは言ってない）

MATERIAL Stainless Steel
（minor parts may made by non-ss）
という表記ありました。
訳：材質はステンレス（他のパーツはステンレスじゃない）

残念ながら、一番のウリであるはずの材質は
チタン製ではなくステンレス製でした…。
デッキ類はステンレスですらありません。
じゃあ何なんだよ。まさかオーセンと同じ純銀製？
そんなわけないですね。
何だろう？真鍮にニクロムメッキかな。

わかってたよそんなの。
騙されたわけじぁないんだ。販売ページにちゃんと書いてあったもの。
悲しくなんかないよ。クローンってのはそういうもんでしょ。
ちきしょう。

さて、GOON RDA 24mm TITANIUM EDITION（クローン）の総評です。

良い点
・シングルコイルでもやけに美味い
・安定した運用が可能

悪い点
・チタンだけどステンレス製
・付属ドリチが糞

結果
常用レギュラーメンバー入り
材質はともかく、とても使いやすくて美味いです。

まとめと反省

2/3は窓から投げ捨てる結果となりましたが、
さすがGOON、オーセンが人気のものはクローンも出来がいいですね。

この記事では決して偽物を推奨しているわけではありません。
良識あるみなさんは最初から本物（オーセン）を買いましょう。

第２回クローンフェスティバルは以上となります。

あぁ疲れた。

こう見えて、ここはVAPEブログではありませんよ。

IKDESIGN981

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